はじめに
こんにちは、meviyの板金・溶接Webチームの小平です。今回は私たちのチームについての取り組みや特徴をご紹介します。
板金・溶接Webチームとは
まず、私たちのチーム名にもある「板金・溶接」について簡単に説明します。 「板金」とは簡単にいうと一枚の金属の板を切ったり、曲げたり、穴あけをして作成される部品を指します。例えば、装置の外装やカバーなどの多くは板金部品で設計されています。
また、これらの板金部品同士を溶接で組み合わせ、一体化させたものが「板金溶接」になります。1枚の板からは製作できないような、複雑な形状の部品も製作できます。例えば、L字に曲げられた箇所に対して支えになる板を取り付けたり、端面同士を繋げて隙間の無いボックス形状も溶接なら製作することが可能になります。
私たちは、この「板金・板金溶接」の3Dモデルに対して加工可否を判定したり価格・納期を算出したりする仕組みを提供しています。製造現場で必要な部品の形状や種類は様々です。こうした要望に応えるためにmeviyも日々どんどん進化をしています。
私たちの直近の開発案件としては、油分や粉塵を洗浄して綺麗にした部品をお届けする「クリーン洗浄」や、溶接部位ごとに細かな要件を設定する「溶接部位の個別指示機能」があります。この他にも、まだまだ紹介しきれない様々な機能をリリースしてきました。
メンバー構成と開発フロー
現在、7人のメンバーが在籍しています。前職はSIer、Web企業、事業会社、元フリーランスなど、多様なバックグランドを持つメンバーが集まっています。これまでmeviyの海外展開や板金溶接のリリースなど、要件・技術的に難しいプロジェクトを進めてきた経験豊富なメンバーが揃っています。
私たちのチームでは1週間を1スプリントとして開発フローを回しています。スプリントの初めには目標のすり合わせをして、終わりには今スプリントでの成果を事業、PdM、開発、QAの全体で共有しながらプロジェクトを進めています。
チームの特徴
板金・溶接Webチームの特徴を2つピックアップしてご紹介です。
開発の内部改善
会社の事業計画に沿った機能開発を進める一方で、開発環境や日々の業務にも目を向けて継続的な改善に取り組んでいます。
開発や運用をする中で感じた「ちょっとしたやりにくさ」を少しずつ解消して、段々と開発体験を良くすることを心がけています。こうした積み重ねを通じてmeviyの継続的な進化に貢献できればと考えています。
たとえばリファクタリングや、コンパイル時の警告の解消、ライブラリのバージョンアップといったコードのメンテナンスも定期的に実施しています。また、システムの性能改善として、キャッシュの導入やDBのチューニングを行い、処理速度などのパフォーマンス向上にも取り組んできました。
日々の業務の中で「毎回同じ操作をしているな」と感じることがあれば、ちょっとしたChrome拡張を作って、その作業を効率化するような工夫もしています。さらに、最近ではエラー監視基盤の強化として、Sentryの導入検討も進めており、システムの運用監視の改善にも力を入れています。
チームで動く、学ぶ
私たちは「ひとりでやる」のではなく、「チームとして動く」ことが多くあります。たとえば、設計やPR、テスト観点などは、メンバー間で共有・レビューし合いながらより良いものに仕上げています。「個人」ではなく「チーム」で成果を出すスタイルです。
また、最近では「各メンバーがその週に得た学びを5分ほどで紹介する会」をはじめました。内容は「エディタのちょっとした便利プラグイン」などの小ネタから、「Javaのスレッドの基礎知識」など様々です。メンバーの知見をそれぞれ持ち寄り、チーム全体としての学びに繋げています。
おわりに
以上、板金・溶接Webチームについての紹介でした。他のチームも紹介記事を書いているので、ぜひチェックしてみてください!
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