ITエンジニアとして感じた日本と海外のカルチャーの違い8つ

Full stack engineerをやっているホールプロダクト開発チームのセルです。

社会人として、これまで日本や海外のさまざまなプロジェクトに主にバックエンド開発で参加してきました。その中で日本の働くカルチャーを知らずに困っていた時もありました。その経験を踏まえて、ITエンジニアとして感じた日本と海外のカルチャーの違いを8つ取り上げてみたいと思います。

これはあくまで私個人が感じたことなので、必ずしも全員に当てはまるわけではないと思います。もし違うなと感じる部分があればスルーしていただき、「良くある、良く聞く」と共感できる部分だけでも楽しんでいただければ幸いです。

1. ドキュメント文化の違い

日本のドキュメント文化には常に驚かされます。設計書、議事録、報告書など、すべてが詳細に記録されます。海外のプロジェクトでは、ほとんどの場合READMEとコード、コメントだけで済ませることが多いように感じます。ただ、引き継ぎの際には、日本の詳細なドキュメントがとても役立ちますね。

2. バグへの向き合い方

バグの扱い方が全然違うと感じます。日本では品質への責任が重く、開発からテストまで慎重に進めます。バグを出してしまうと、再発防止会議や再発防止メールを書くことがありました。一方、海外のプロジェクトでは、バグは開発過程の一部として捉えられることが多く、それを見たときは驚きました。

3. 新人研修の期間

新人研修の長さの違いが大きいと思います。日本企業では数ヶ月にわたり、社会人の基本から技術研修まで長期的に実施します。一方、海外ではオンボーディングとして社内ツールの使い方やセキュリティ研修を行った後、すぐに実務へ投入されるケースが多いように感じます。

4. キャリアパスの考え方

ITエンジニアのキャリアに対する考え方が違うと感じました。日本では、長く会社に貢献し信頼を築いていくという価値観が強いと思います。一方、海外では、より良い環境や給与を求めて積極的に転職する人が多いように感じます。

5. プレゼン資料のスタイル

プレゼン資料が大きく違うと言っても過言ではないと思います。多くの日本企業のプレゼン資料は、アート作品ではないかと思えるくらい美しく、情報量も豊富です。一方、海外企業の資料では、プレゼン中に伝えたい要点だけを白背景にテキスト数行で表現する、というシンプルなスタイルが多いです。

6. 飲み会文化

日本の飲み会文化は独特だと感じます。「飲みニケーション」とも呼ばれ、業務時間外に同僚と飲みに行き、そこで本音を話すという習慣があります。海外では、ワークライフバランスが重視され、業務後は家族と過ごすのが一般的です。

7. コードレビューのスタイル

コードレビューの仕方も違います。日本では「もしかしたら、こういう方法もあるかもしれません」「ご検討いただけますか」など、かなり柔らかい表現を使い、人間関係を大切にしながらレビューすることが一般的です。一方、海外では「ここが間違っている、直して」「なぜこういう書き方をしたの」など、非常に直接的なスタイルが多いと感じます。

8. プロダクトの完成基準

プロダクトの達成基準が違うと感じることがよくあります。日本では、最初からできるだけ品質の高い完璧なものを目指す傾向があります。一方、海外では、まずスピーディに動くものをリリースすることを優先するケースが多いと思います。


最後に

どちらのカルチャーが良い・悪いということは一切ありません。それぞれに良い面があり、学ぶべき点があるかと思います。

日本のカルチャーには、丁寧さ、品質へのこだわり、チームワークという強みがあります。海外のカルチャーには、スピード感、効率性、率直なコミュニケーションという長所があるように感じます。

ちなみにDT Dynamicsには、ここで取り上げた日本と海外それぞれの良さをバランス良く取り入れた文化があると感じています。

ここに書いたことや他の違いについて、ビールで乾杯しながらお話する機会があったら最高ですね。

読んでいただき、ありがとうございました。