DMS名古屋2024参加レポート

初めまして、meviyの開発エンジニアをしています、横田と申します。

日頃は3Dモデルビューア部分のフロントエンド開発を担当しています。基本的に業務は開発関連のみなのですが、今回は4月に行われた展示会にて、普段のエンジニア業務とは違い、デモンストレーションを行う説明員として参加する、貴重な経験ができる機会がありましたので、その内容や感想を共有したいと思います。

イベント概要

実際の加工品の展示や、大画面のデモプレゼンコーナーもあり、ブースは終始賑わっていました。業界の熱を直に感じることができ、とても刺激的でした。

ミスミブースの様子

デモ内容

エンジニアとして参加してみて

お客様と会話する機会が日頃無いため、まずとても緊張しました。

また、私は3D CADや部品設計自体にはあまり精通しておらず、お客様と適切なコミュニケーションが取れるか不安でした。

ところが、実際に話してみると、お客様も親切に補足や回答してくださる方が本当に多く、とても楽しく説明員をすることができました。

体感的に多かったご意見や感想

  • 未利用のユーザー様
    • 「図面バラシの不要な加工品の注文」、という利便性に驚いてくださる方は多く、改めてmeviyの価値を実感できました。
    • まだ社内で3D CADの利用自体を検討中のお客様も多かったですが、3D CADの導入の一助になりそう、と言っていただける場面もありました。
  • 既存ユーザー様
    • 「毎日バリバリに使っているよ!」「社内での調達のやりとりが楽になった」、「見積もりがすぐに出て助かっている」等、meviyの利便性を直接感謝していただく場面もあり、大変嬉しく思いました。
    • 「特定の機能がない」「表示がわかりにくい」等の理由で利用をやめてしまっている方もいらっしゃいました。一方で、最近追加された機能で解決されていそうなものもありましたので、ご案内すると「また使ってみようかな!」と言っていただける場面も多かったです。
    • かなり熱心に使っていただいている方には、お話を聞いていて私もつい楽しくなってしまい、下記のように逆に質問したり、敬意を述べてしまうこともありました。
      • どんなCADを使っていますか?
      • 機能、項目は足りていますか?
      • 寸法、公差指定など、複雑なCADの機能群を日頃使いこなして部品を設計、発注している方々に対する敬意

また、「こういうことできたらいいね、面白いね!」など、まるで社内の人と話すように盛り上がってしまった場面もありました(お時間を取らせ過ぎてしまうと良くない側面もあるため反省…)。

良かった点

私がお話しできたのはご来場いただいた方の一部、かつ短い時間ではあったと思いますが、多様なご意見をお客様からいただくことができました。

お褒めの言葉をいただくことで「お客様のニーズに応えられているんだな」と実感できましたし、厳しいお言葉に対しても、「今後より明確な課題感を持って開発できるな」と思う機会になりました。

いずれのご意見も、お客様のものづくりへの熱を感じるもので、お話ししていてとても有意義な時間を過ごすことができました。

反省点

詳細を理解できていない機能があり、回答が上手くできなかった場面がありました。

(例えば、「納品物に”バリ”があり、鋭利で危ない」というご意見をいただいたお客様に対して、糸面取り機能をご紹介することができず、「問い合わせ窓口にご一報を…」と言ってしまったり)お客様のお困りごとの解像度を上げ、サービスの良さをより理解するためにも、自身の担当外の機能や、あまり触れたことがない機能でも、もっと理解しなければと思いました。

jp.meviy.misumi-ec.com

おわりに

お客様のご意見を直接伺う機会は日頃無かったため、大変貴重な経験になりました(正直、参加前はかなり引け腰気味でした…)。お客様もまた、ものづくりに携わる仲間なのだと実感することができ、業務に対するモチベーションも高まりました。また別の展示会でも説明員として参加して、もっと色々なお客様と直接お話ししてみたいと思いました。

もし読者の方にも直接お客様の声を聴く機会がありましたら、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?